ランニング イヤホン 防水性能で選ぶ!失敗しないおすすめ10選

ランニング

ランニング中に音楽を楽しむなら、汗や突然の雨からイヤホンを守る防水性能は必須です。故障の不安なく快適に走るには、適切な選び方が重要。この記事では、ランニング用防水イヤホン選びで失敗しないためのポイントを徹底解説します。IPX等級の解説から、激しい動きでも外れない装着感、安全性を高める外音取り込み機能、長時間のバッテリー持ちまで、あなたに最適な選び方が分かります。さらに、プロが厳選したおすすめ10選を紹介。自分にぴったりの防水イヤホンを見つけ、快適で安全なランニングを実現しましょう。

  1. 1. ランニング用イヤホンに防水性能が必須な理由
    1. 1.1 汗や雨からイヤホンを守る防水性能の重要性
    2. 1.2 IPX等級とは?ランニングに必要な防水レベルを解説
  2. 2. 失敗しない!ランニング用防水イヤホン選びの重要ポイント
    1. 2.1 激しい動きでも外れない装着感とフィット性
    2. 2.2 ランニング中の安全性を高める外音取り込み機能と音質
      1. 2.2.1 外音取り込み機能(アンビエントサウンド/ヒアスルー機能)
      2. 2.2.2 ランニングを彩る音質
    3. 2.3 長時間のランニングにも対応するバッテリー持ち
    4. 2.4 直感的な操作性と携帯性
      1. 2.4.1 ランニング中の操作性
      2. 2.4.2 持ち運びやすい携帯性
  3. 3. プロが厳選!ランニングにおすすめの防水イヤホン10選
    1. 3.1 【完全ワイヤレス】おすすめのランニング イヤホン 防水モデル
      1. 3.1.1 SONY WF-SP800N
      2. 3.1.2 JBL Endurance Peak II
      3. 3.1.3 Anker Soundcore Liberty 4
    2. 3.2 【骨伝導イヤホン】周囲の音も聞こえるランニング用防水モデル
      1. 3.2.1 Shokz OpenRun Pro
      2. 3.2.2 Shokz OpenFit
    3. 3.3 【高音質重視】ランニングがもっと楽しくなる防水イヤホン
      1. 3.3.1 Bose Sport Earbuds
      2. 3.3.2 Beats Powerbeats Pro
    4. 3.4 【コストパフォーマンス重視】手軽に使えるランニング イヤホン 防水モデル
      1. 3.4.1 TaoTronics SoundLiberty 97
      2. 3.4.2 EarFun Free Pro 3
      3. 3.4.3 Jabra Elite Active 75t
  4. 4. ランニング用防水イヤホンを長く使うための注意点
    1. 4.1 使用後のお手入れ方法と保管のコツ
      1. 4.1.1 汗や水滴の拭き取りと乾燥
      2. 4.1.2 イヤーピースの清掃
      3. 4.1.3 充電端子やケースの清掃
      4. 4.1.4 適切な保管場所
    2. 4.2 防水性能を維持するためのヒント
  5. 5. まとめ

1. ランニング用イヤホンに防水性能が必須な理由

ランニングは心身をリフレッシュする素晴らしい運動ですが、屋外での活動には様々な環境要因が伴います。特にイヤホンにとって、汗や雨といった水分は故障の原因となりかねません。快適で安全なランニング体験を継続するためには、防水性能を備えたイヤホンを選ぶことが不可欠です。

1.1 汗や雨からイヤホンを守る防水性能の重要性

ランニング中にイヤホンが水分にさらされる状況は多岐にわたります。最も一般的なのは、運動中に大量にかく「汗」です。汗は塩分を含んでおり、イヤホンの内部回路に侵入すると腐食を引き起こし、音質劣化や故障の原因となります。特に夏場や長時間のランニング、激しいトレーニングでは、汗によるダメージのリスクは高まります。

また、屋外でのランニングでは予期せぬ「雨」に見舞われることも少なくありません。小雨程度であっても、防水性能のないイヤホンは水濡れによって機能不全に陥る可能性があります。急な天候変化に左右されず、いつでも安心してランニングを楽しむためには、雨への耐久性も重要な要素です。

防水性能は、イヤホンを清潔に保つ上でも役立ちます。汗や汚れが付着したイヤホンを軽く水洗いできるモデルであれば、衛生的に長く使い続けることができます。このように、防水性能はランニング用イヤホンにとって、単なる付加機能ではなく、製品の寿命やパフォーマンス、そしてランナーの安心感を左右する「必須の機能」と言えるでしょう。

1.2 IPX等級とは?ランニングに必要な防水レベルを解説

イヤホンの防水性能は「IPX等級」という国際的な規格で示されます。これはIEC(国際電気標準会議)が定める保護等級の一部で、製品がどれくらいの水圧や水量に耐えられるかを表す指標です。「IP」の後に続く数字は、最初の桁が防塵性能(0~6)、次の桁が防水性能(0~8)を示します。ランニング用イヤホンを選ぶ際には、特に防水性能を示す「X」の後の数字に着目しましょう。

IPX等級は数字が大きくなるほど防水性能が高く、例えばIPX4は「あらゆる方向からの飛沫に耐える」、IPX7は「水深1mに30分間沈めても浸水しない」といった具体的な保護レベルが定められています。ランニング中に想定される水分環境を考慮し、適切なIPX等級のイヤホンを選ぶことが重要です。

IPX等級防水性能の定義ランニングにおける目安
IPX0保護なしランニングには不向き。汗や雨で故障のリスク大。
IPX1垂直に落下する水滴に対する保護ほとんど保護効果なし。
IPX2垂直から15度傾斜した位置で落下する水滴に対する保護ほとんど保護効果なし。
IPX3垂直から60度までの噴霧水に対する保護小雨程度なら対応可能だが、汗には不十分。
IPX4あらゆる方向からの飛沫に対する保護一般的な汗や小雨には十分対応可能。最低限の防水レベル。
IPX5あらゆる方向からの噴流水に対する保護激しい汗や強い雨、シャワーなどにも対応可能。
IPX6あらゆる方向からの強い噴流水に対する保護IPX5よりも強力な噴流水に対応。
IPX7一時的な水没に対する保護(水深1mに30分間)水没しても大丈夫なレベル。水洗いも可能で、非常に安心感が高い。
IPX8継続的な水没に対する保護(メーカー指定の条件)水泳など水中での使用も可能な最高レベルの防水性能。

ランニング用としては、最低でも「IPX4」以上の防水性能があるモデルを選ぶことをおすすめします。汗を大量にかく方や、雨天時にもランニングをする方は、「IPX5」や「IPX7」といった、より高い防水性能を持つモデルを選ぶと、安心して使用できるでしょう。特にIPX7以上のモデルであれば、使用後に水洗いできるため、衛生面でも優れています。

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2. 失敗しない!ランニング用防水イヤホン選びの重要ポイント

ランニング用防水イヤホン選びの重要ポイント 装着感・フィット性 外音取り込み・音質 バッテリー持ち 操作性・携帯性 4つのポイントを総合的に考慮して、最適なランニング用防水イヤホンを選びましょう

ランニング用防水イヤホンを選ぶ際には、単に防水性能が高いだけでなく、快適なランニング体験をサポートする多角的な視点が必要です。ここでは、失敗しないイヤホン選びのために特に重視すべきポイントを解説します。

2.1 激しい動きでも外れない装着感とフィット性

ランニング中にイヤホンが耳から外れてしまうと、集中力が途切れるだけでなく、落下の危険性も伴います。特に長距離ランやスピードトレーニングでは、安定した装着感が不可欠です。

イヤホンを選ぶ際は、ご自身の耳の形に合うか、そして激しい動きの中でもズレにくい設計になっているかを確認しましょう。具体的には、以下の点に着目してください。

  • **イヤーチップ/イヤーフィン:** 複数サイズのイヤーチップやイヤーフィンが付属しているモデルを選び、ご自身の耳に最適なものを見つけましょう。シリコン製だけでなく、よりフィット感の高いフォームタイプも選択肢になります。
  • **耳掛け型/フック型:** 耳にしっかりと引っ掛けることで、より高い安定感を得られるタイプです。汗をかいても外れにくい設計が魅力です。
  • **完全ワイヤレスイヤホン:** ケーブルがないため、ケーブルが服に擦れることによるノイズや、引っかかって外れるリスクがありません。その分、本体のフィット感がより重要になります。
  • **骨伝導イヤホン:** 耳を塞がないため、外れる心配が少なく、開放感があります。メガネやサングラスとの併用も考慮しましょう。

これらの要素を考慮し、実際に装着感を試せる機会があれば、ぜひ試着してご自身のランニングスタイルに合うかを確認することをおすすめします。

2.2 ランニング中の安全性を高める外音取り込み機能と音質

ランニングは屋外で行うことが多いため、周囲の環境音を聞き取れるかどうかは安全に直結します。また、モチベーション維持のためには、快適な音質も欠かせません。

安全と音質の両面から、以下のポイントでイヤホンを選びましょう。

2.2.1 外音取り込み機能(アンビエントサウンド/ヒアスルー機能)

周囲の音をマイクで取り込み、音楽とミックスして聞かせる機能です。これにより、車や自転車の接近、人の声、踏切の音など、外部の状況を把握しながら安全にランニングを楽しめます。

特に交通量の多い場所や人通りのある道を走る際には、この機能の有無が非常に重要です。

機能タイプ特徴メリット
**外音取り込み機能**
(完全ワイヤレス・左右一体型)
マイクで外部音を取り込み、イヤホン内部で再生音と合成。音楽を楽しみながら周囲の状況を把握できる。オン/オフの切り替えが可能。
**骨伝導イヤホン**耳を塞がずに骨を振動させて音を伝えるため、常に周囲の音が聞こえる。最も自然な形で外部音を認識できる。耳への圧迫感がない。

2.2.2 ランニングを彩る音質

ランニング中のモチベーションを維持するためには、お気に入りの音楽を良い音質で楽しむことが大切です。クリアなボーカル、パワフルな低音、バランスの取れたサウンドなど、ご自身の好みに合った音質を選びましょう。

  • **高音質コーデック対応:** SBCやAACだけでなく、aptXやLDACといった高音質コーデックに対応しているモデルは、よりクリアで豊かなサウンドを提供します。
  • **ドライバーユニットの性能:** 大口径のドライバーや高性能なドライバーを搭載しているモデルは、一般的に豊かな音場と解像度の高いサウンドを期待できます。

ランニング中に音楽に没頭しつつも、必要な時には周囲の音を認識できるバランスの取れたイヤホン選びが理想的です。

2.3 長時間のランニングにも対応するバッテリー持ち

長距離ランニングやマラソン、あるいは通勤・通学ランニングなど、使用シーンによっては長時間連続でイヤホンを使用する場合があります。途中でバッテリーが切れてしまうと、せっかくのランニングが台無しになってしまうため、バッテリー持ちは重要な選定基準です。

  • **イヤホン本体の連続再生時間:** 1回の充電で何時間音楽を再生できるかを確認しましょう。フルマラソンなど長時間の使用を想定するなら、最低でも5時間以上、できれば8時間以上の連続再生が可能なモデルを選ぶと安心です。
  • **充電ケース込みの総再生時間:** 完全ワイヤレスイヤホンの場合、充電ケースと併用することで、イヤホン本体のバッテリーが切れてもケースで充電し、さらに長く使用できます。総再生時間が20時間以上のモデルであれば、数回のランニングで充電切れを心配する必要が少なくなるでしょう。
  • **急速充電機能:** 短時間の充電で長時間再生できる「急速充電」に対応していると、うっかり充電を忘れてしまった時でも安心です。例えば、「10分充電で1時間再生」といった機能があると非常に便利です。

ご自身のランニング頻度や1回あたりの走行距離を考慮し、十分なバッテリー性能を持つイヤホンを選びましょう。

2.4 直感的な操作性と携帯性

ランニング中は集中力を保ちたいもの。イヤホンの操作が煩雑だったり、持ち運びが不便だったりすると、ストレスの原因になります。スムーズな操作性と優れた携帯性も、快適なランニング体験には欠かせません。

2.4.1 ランニング中の操作性

イヤホン本体での操作は、ランニング中にスマートフォンを取り出す手間を省き、リズムを崩さずに音楽や通話をコントロールできるため重要です。

  • **物理ボタン vs タッチセンサー:** 物理ボタンは手袋をしていても押しやすく、誤操作が少ない傾向にあります。一方、タッチセンサーはスマートな見た目で、軽く触れるだけで操作できるのが魅力ですが、汗や雨で反応しにくくなる場合や、誤操作のリスクもあります。ご自身の好みや使用環境に合わせて選びましょう。
  • **操作内容:** 再生/一時停止、曲送り/戻し、音量調整、着信応答、外音取り込み機能のオン/オフなど、よく使う機能がイヤホン本体で直感的に操作できるかを確認しましょう。
  • **音声アシスタント対応:** SiriやGoogleアシスタントなどの音声アシスタントに対応しているモデルは、声で操作できるため、ランニング中の利便性がさらに向上します。

2.4.2 持ち運びやすい携帯性

ランニングウェアのポケットやランニングポーチに収納しやすいかどうかも、日々の使い勝手を左右します。

  • **充電ケースのサイズと重さ:** 完全ワイヤレスイヤホンでは、充電ケースのコンパクトさが重要です。ポケットに入れてもかさばらない、軽量なモデルを選びましょう。
  • **左右一体型ワイヤレスイヤホン:** ケーブルがあるため、紛失のリスクが低く、首にかけたまま移動できる利便性があります。使わない時はコンパクトに丸めて収納できるモデルもあります。

これらのポイントを総合的に考慮し、ご自身のランニングスタイルに最適な防水イヤホンを見つけて、快適な音楽体験を楽しみましょう。

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3. プロが厳選!ランニングにおすすめの防水イヤホン10選

ランニングのスタイルや重視するポイントは人それぞれです。ここでは、完全ワイヤレス、骨伝導、高音質、そしてコストパフォーマンスといった異なるニーズに応える防水イヤホンを厳選してご紹介します。それぞれの製品が持つ特徴を理解し、あなたのランニングライフに最適な一台を見つけてください。

3.1 【完全ワイヤレス】おすすめのランニング イヤホン 防水モデル

ケーブルの煩わしさから解放され、自由な動きを追求したいランナーには、完全ワイヤレスイヤホンが最適です。汗や雨に強い防水性能はもちろん、激しい動きでも外れにくい安定した装着感、そしてランニングを快適にする機能性を備えたモデルをご紹介します。

3.1.1 SONY WF-SP800N

ソニーのWF-SP800Nは、ランニング中の集中力を高めるノイズキャンセリング機能と、周囲の音を取り込む外音取り込み機能を両立したスポーツモデルです。IP55相当の防塵・防水性能を備えており、汗をかいたり急な雨に見舞われたりしても安心して使い続けられます。アークサポーターが耳にしっかりフィットし、激しい運動中でも外れにくい安定した装着感を提供します。

ソニーならではのクリアでパワフルなサウンドは、ランニングのモチベーションを向上させること間違いなし。専用アプリを使えば、イコライザー設定で好みの音質に調整したり、外音取り込みレベルを細かく設定したりすることも可能です。長時間のランニングにも対応するバッテリー性能も魅力の一つです。

項目詳細
防水性能IP55
バッテリー駆動時間最大9時間(NCオン)
主な機能ノイズキャンセリング、外音取り込み、アークサポーター

3.1.2 JBL Endurance Peak II

JBL Endurance Peak IIは、耳の周りを包み込む独自のPowerHook™デザインとTwistLock™テクノロジーにより、どんなに激しいランニングでも耳から外れにくい抜群の装着安定性を誇ります。IPX7の防水性能は、大雨の中でのランニングやシャワー後の使用にも対応するほどの高い耐水性を実現しており、汗や水濡れを気にせずスポーツに集中できます。

JBLらしいパワフルな重低音サウンドは、ランニングのペースを上げたい時や気分を高めたい時に最適です。左右どちらかのイヤホンを単独で使用できる「デュアルコネクト」機能も搭載しており、片耳で周囲の音を聞きながら、もう片耳で音楽を楽しむといった使い方も可能です。最大30時間の再生時間を誇るバッテリーも、長距離ランナーには嬉しいポイントです。

項目詳細
防水性能IPX7
バッテリー駆動時間最大6時間(イヤホン本体)+24時間(充電ケース)
主な機能PowerHook™デザイン、TwistLock™テクノロジー、デュアルコネクト

3.1.3 Anker Soundcore Liberty 4

Anker Soundcore Liberty 4は、高音質と多機能性を両立した完全ワイヤレスイヤホンです。IPX4の防水性能を備え、汗や小雨程度であれば問題なく使用できます。最大11時間(イヤホン本体)の長時間再生が可能なため、ウルトラマラソンなどの長距離ランニングでもバッテリー切れの心配が少ないでしょう。

ランニングの安全性を高める外音取り込み機能はもちろん、ノイズキャンセリング機能も搭載しており、集中したい時と周囲の音を聞きたい時とで使い分けが可能です。さらに、心拍数やストレスレベルを計測できるヘルスモニタリング機能も搭載しており、ランニング中の体調管理にも役立ちます。LDAC対応による高音質再生や、没入感を高める空間オーディオ機能も、ランニングをより豊かな体験に変えてくれます。

項目詳細
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間最大9時間(ANCオフ)
主な機能ノイズキャンセリング、外音取り込み、ヘルスモニタリング、LDAC、空間オーディオ

3.2 【骨伝導イヤホン】周囲の音も聞こえるランニング用防水モデル

ランニング中の安全性は非常に重要です。骨伝導イヤホンは耳を塞がないため、音楽を楽しみながらも車の接近や周囲の人の声、自然の音などをしっかりと聞き取ることができます。特に交通量の多い場所や人通りのある場所を走るランナーにおすすめの防水モデルをご紹介します。

3.2.1 Shokz OpenRun Pro

Shokz OpenRun Proは、Shokz(旧AfterShokz)の最上位モデルとして、骨伝導技術の進化を体感できるスポーツイヤホンです。IP55の防水防塵性能を備え、汗や小雨はもちろん、砂埃の多いオフロードランニングでも安心して使用できます。耳を塞がないオープンイヤーデザインのため、ランニング中に周囲の音をクリアに聞き取ることができ、安全性と快適性を両立します。

新開発のShokz TurboPitch™テクノロジーにより、骨伝導イヤホンとは思えないほどの豊かな低音とクリアなサウンドを実現。ランニング中のモチベーションを維持するパワフルな音楽体験を提供します。急速充電にも対応しており、わずか5分の充電で約1.5時間の使用が可能なので、急なランニング前にも便利です。

項目詳細
防水性能IP55
バッテリー駆動時間最大10時間
主な機能骨伝導、オープンイヤー、Shokz TurboPitch™テクノロジー、急速充電

3.2.2 Shokz OpenFit

Shokz OpenFitは、耳に挟むタイプのオープンイヤー型イヤホンで、骨伝導ではありませんが、耳を塞がないため周囲の音を自然に聞き取ることができます。IPX4の防水性能を備えており、汗をかくランニングや軽い雨の中でも安心して使用できます。わずか8.3gという軽量設計と、柔軟なドルフィンアークフックデザインにより、長時間装着しても疲れにくい快適なフィット感を提供します。

DirectPitch™テクノロジーにより、音漏れを最小限に抑えつつ、豊かなサウンドを耳に届けます。ランニング中に音楽を楽しみながらも、周囲の状況を常に把握できるため、都市部でのランニングやグループランニングにも最適です。通話性能も高く、ランニング中の急な電話にもクリアな音声で対応できます。

項目詳細
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間最大7時間(イヤホン本体)+21時間(充電ケース)
主な機能オープンイヤー、DirectPitch™テクノロジー、軽量デザイン

3.3 【高音質重視】ランニングがもっと楽しくなる防水イヤホン

ランニング中の集中力を高め、モチベーションを維持するためには、高音質な音楽体験が欠かせません。ここでは、優れた音響性能と安定した装着感、そして防水性能を兼ね備え、ランニングをより一層楽しくするプレミアムな防水イヤホンをご紹介します。

3.3.1 Bose Sport Earbuds

Bose Sport Earbudsは、ボーズ独自のStayHear™ Maxチップが耳の形に沿ってフィットし、激しいランニング中でも外れにくい優れた装着安定性を実現します。IPX4の防水性能を備えており、汗や小雨程度であれば問題なく使用できます。ボーズならではのパワフルでバランスの取れたサウンドは、ランニングのモチベーションを最大限に引き出してくれます。

直感的なタッチコントロールにより、再生・停止、曲送り・曲戻し、通話応答などをスムーズに行うことができ、ランニング中の操作もストレスフリーです。専用アプリを使えば、イコライザー設定で音質をカスタマイズしたり、イヤホンの機能をさらに引き出したりすることも可能です。快適なフィット感と高音質で、長時間のランニングも飽きさせません。

項目詳細
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間最大5時間(イヤホン本体)+10時間(充電ケース)
主な機能StayHear™ Maxチップ、パワフルなサウンド、タッチコントロール

3.3.2 Beats Powerbeats Pro

Beats Powerbeats Proは、アスリートのために設計された完全ワイヤレスイヤホンです。調整可能な耳掛けフックデザインにより、どんな耳の形にもフィットし、ランニング中の激しい動きでも決して外れない抜群の安定感を提供します。IPX4の防水性能を備え、汗や雨に強く、タフなトレーニングにも対応します。

Apple H1チップを搭載しているため、iPhoneユーザーであればスムーズなペアリングと安定した接続、そして「Hey Siri」による音声アシスタント利用が可能です。パワフルでバランスの取れたサウンドは、ランニングのテンポを刻み、あなたのパフォーマンスを後押しします。左右独立型の設計で、片耳での使用も可能。最大9時間(イヤホン本体)の長時間バッテリーも魅力です。

項目詳細
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間最大9時間(イヤホン本体)+15時間(充電ケース)
主な機能耳掛けフック、Apple H1チップ、左右独立、パワフルサウンド

3.4 【コストパフォーマンス重視】手軽に使えるランニング イヤホン 防水モデル

「まずは手軽に防水イヤホンを試してみたい」「高価なモデルには手が出しにくい」という方には、優れたコストパフォーマンスを誇るモデルがおすすめです。安価ながらもランニングに必要な防水性能、装着感、音質を兼ね備えた製品をご紹介します。

3.4.1 TaoTronics SoundLiberty 97

TaoTronics SoundLiberty 97は、手頃な価格ながらも高い防水性能と安定した接続性を誇る完全ワイヤレスイヤホンです。IPX8という非常に高い防水性能を備えており、汗はもちろん、激しい雨や水没にも耐える設計となっています。ランニング中の急な天候変化も気にせず、安心して使い続けられます。

Qualcomm aptXコーデックに対応しており、ワイヤレスながらも高音質なサウンドを楽しめます。CVC 8.0ノイズキャンセリング技術を搭載したマイクにより、ランニング中の通話もクリアな音声で行うことができます。フィット感も良好で、普段使いから本格的なランニングまで幅広く活躍するでしょう。

項目詳細
防水性能IPX8
バッテリー駆動時間最大9時間(イヤホン本体)+27時間(充電ケース)
主な機能aptX対応、CVC 8.0ノイズキャンセリングマイク

3.4.2 EarFun Free Pro 3

EarFun Free Pro 3は、コンパクトなデザインながらも、アクティブノイズキャンセリング(ANC)と外音取り込み機能を搭載した高機能な完全ワイヤレスイヤホンです。IPX5の防水性能を備え、汗や雨に強く、ランニング中の使用に最適です。耳にすっぽり収まる小型軽量設計で、長時間の装着でも快適さを保ちます。

LDACコーデックに対応しており、ワイヤレスでもハイレゾ級の高音質を楽しむことができます。マルチポイント接続にも対応しているため、スマートフォンとスマートウォッチなど、複数のデバイスを同時に接続してスムーズに切り替えることが可能です。ランニング中の集中力を高めるANCと、安全性を確保する外音取り込み機能が、この価格帯で手に入るのは大きな魅力です。

項目詳細
防水性能IPX5
バッテリー駆動時間最大7.5時間(ANCオフ)
主な機能アクティブノイズキャンセリング、外音取り込み、LDAC対応、マルチポイント

3.4.3 Jabra Elite Active 75t

Jabra Elite Active 75tは、コンパクトなボディにJabraの優れたオーディオ技術が凝縮されたスポーツ向け完全ワイヤレスイヤホンです。IP57の防塵・防水性能を備え、汗や雨、砂埃はもちろん、一時的な水没にも耐える高い耐久性を誇ります。アクティブなランナーにとって非常に信頼性の高いモデルです。

人間工学に基づいたデザインは、耳にしっかりとフィットし、激しい動きでも外れにくい安定した装着感を提供します。アクティブノイズキャンセリング機能と、周囲の音を聞き取れるヒアスルー(外音取り込み)機能を搭載しており、ランニングシーンに合わせて使い分けが可能です。専用アプリ「Jabra Sound+」を使えば、音質のカスタマイズやファームウェアのアップデートも簡単に行えます。

項目詳細
防水性能IP57
バッテリー駆動時間最大5.5時間(ANCオン)+18.5時間(充電ケース)
主な機能アクティブノイズキャンセリング、ヒアスルー、専用アプリ連携

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4. ランニング用防水イヤホンを長く使うための注意点

ランニング用の防水イヤホンは、日々のトレーニングで汗や雨にさらされるため、適切なケアが不可欠です。長く快適に使い続けるためには、使用後のお手入れや保管方法、そして防水性能を維持するためのポイントを押さえておくことが重要です。

4.1 使用後のお手入れ方法と保管のコツ

ランニング後のイヤホンは、汗や汚れが付着しています。これらを放置すると、故障や劣化の原因となるため、毎回丁寧にお手入れしましょう。

4.1.1 汗や水滴の拭き取りと乾燥

ランニング後は、イヤホン本体や充電ケースに付着した汗や雨水を、乾いた柔らかい布で丁寧に拭き取ってください。特に充電端子部分は水分が残りやすいので、しっかりと拭き取り、完全に乾燥させてから充電するようにしましょう。水分が残ったまま充電すると、ショートや故障の原因となる可能性があります。

4.1.2 イヤーピースの清掃

耳に直接触れるイヤーピースは、耳垢や皮脂が付着しやすい部分です。定期的に取り外して、水洗いが可能な素材であれば中性洗剤を薄めた水で優しく洗い、よくすすいで完全に乾燥させてから装着し直してください。シリコン製など水洗いできるものがほとんどですが、製品の取扱説明書で確認しましょう。汚れたイヤーピースは音質劣化や衛生面の問題にもつながります。

4.1.3 充電端子やケースの清掃

イヤホン本体だけでなく、充電ケースの内部や充電端子部分も、ホコリや汚れが溜まりやすい場所です。乾いた綿棒や柔らかいブラシなどで優しく清掃し、常に清潔な状態を保ちましょう。特に充電端子の汚れは、充電不良の原因となることがあります。

4.1.4 適切な保管場所

イヤホンを保管する際は、直射日光が当たる場所や高温多湿な場所を避けてください。これらの環境は、バッテリーの劣化や本体の素材を傷める原因となります。付属の充電ケースに入れて、涼しく乾燥した場所で保管するのが理想的です。

4.2 防水性能を維持するためのヒント

防水イヤホンと謳われていても、その性能は永久に続くものではありません。日々の使い方や環境によって、防水性能は徐々に低下する可能性があります。以下の点に注意して、できるだけ長く性能を維持しましょう。

注意点詳細
衝撃や落下を避けるイヤホンに強い衝撃を与えたり、高い場所から落下させたりすると、内部の部品が破損し、防水構造が損なわれる可能性があります。特に充電ケースは衝撃に弱い場合があるので、取り扱いには注意しましょう。
高温や化学薬品にさらさない防水イヤホンは、熱湯、サウナ、温泉、海水、プール、洗剤、アルコール、シャンプー、化粧品などにさらされると、ゴムパッキンなどの防水素材が劣化し、防水性能が著しく低下する恐れがあります。ランニング用途であっても、これらの環境での使用は避けましょう。
分解や改造をしないイヤホンを分解したり、改造したりすると、防水構造が破壊され、メーカー保証の対象外となるだけでなく、故障の原因となります。修理が必要な場合は、専門の業者に依頼しましょう。
充電ポートのキャップを確認(一部モデル)有線接続ポートや充電ポートにキャップがあるタイプのイヤホンは、使用前にキャップがしっかりと閉まっているか確認してください。キャップが緩んでいると、そこから水が侵入し、故障の原因となります。
真水以外での使用後は洗浄汗や雨以外の水(例えば、泥水やジュースなど)に触れた場合は、速やかに真水で軽く洗い流し、完全に乾燥させてください。異物が付着したまま放置すると、防水性能に影響を与えることがあります。
防水性能の限界を理解するIPX等級で示される防水性能は、あくまで特定の条件下での耐性を示します。例えば「IPX5」は「あらゆる方向からの噴流水に耐える」ですが、「水没に耐える」わけではありません。過信せず、製品の取扱説明書で推奨される使用範囲を守りましょう。防水性能は経年劣化するため、購入時と同じ性能が永久に続くわけではないことを理解しておくことも大切です。

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5. まとめ

ランニング用イヤホンを選ぶ際、汗や雨からデバイスを守る防水性能は必須です。IPX等級を理解し、自身のランニングスタイルに合ったレベルを選びましょう。失敗しないためには、激しい動きでも外れない装着感、安全性を高める外音取り込み機能、長時間の使用に耐えるバッテリー、そして直感的な操作性が重要です。本記事でご紹介した各タイプのおすすめ製品を参考に、あなたのランニングをさらに快適にする一台を見つけてください。適切な手入れを心がければ、お気に入りのイヤホンを長く愛用し、より充実したランニングライフを送ることができます。

この記事を書いた人
Next One Lab 編集長 ともさん

40代で体の衰えを感じ、ゴルフ・ヨガ・キックボクシングのスクールやジムに通い、10年以上スポーツにより健康生活を楽しんでいる現在50代のおじさん。

今まで経験したスポーツだけでなく、これから挑戦したいスポーツも、50代のおじさん目線でメディアを運営しています。

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